 |
◆正月晴れの撮影当日。三和出版のスタジオに絵美ちゃんがにこやかに到着。マネージャーさんと本人に今日は露出撮影であることを恐る恐る告げるが、速やかにOKをいただくことができ、ホッと胸をなでおろす。絵美ちゃんとカメラマンとは面識があるらしくさらに安心。メイクを終え、都内某所へ車で移動。
◆最初の衣装は普通のセーターにスカート。しかしその下には当然ランジェリーの衣装、すなわち下着しか着けていない。高台に位置する見晴らしの良い公園でいざ撮影スタート。すぐ近くのベンチには昼寝してるオジサンがいたけど、そんなのお構い無しでどんどん脱いでいってもらう。見張りを立て、人が通るたびに撮影を中断。緊張するスタッフ。静かな公園にシャッター音だけがこだまする。 |
◆それから公園のトイレに移動。幸い、掃除したてだったのか臭いもなく汚くもなかったので、そこで次の衣装に着替えてもらう。寒いのに、アイドルなのに、公園の便所で着替えなんかしてもらってごめんなさい!とスタッフ一同心で思いつつ、でも「薄暗い公衆便所で誘う美少女」なんてシチュエーション、燃えるんですよ男は。だから無理矢理にでも頑張ってもらう。あ、誤解を招くといけないので、もちろん、無理矢理にはしてませんよ。
◆このトイレでの撮影は、目の前で止まって5分も会話する主婦達や、見張り役のスタッフに話しかけてくるオジサン、子連れでゆっくり歩行する家族などが現れたためなかなか進行なかった。そういう、撮影できない状況に置かれている間中、絵美ちゃんには独りトイレに、しかも下着姿のまま隠れてもらっていたので、ううむ、と、さすがに鬼の担当スタッフもだんだん申し訳ない気持ちになってきた。っていうか、主婦達、早くどっか行けよ!と苛立ちああっ、もう!煙草を投げ捨てる担当に、カメラマン「こういうのをマーフィーの法則って言うんですよね、こういうもんですよ、撮影っていうのは。」と言ってなだめる。そうか。そうですよね。しかし…マーフィーの法則って!懐かしいっすよ! |
 |
 |
◆そうしてそれから、公園を出て近くの川沿いへ移動。ここは思いっきり市街地、しかも繁華街にめちゃ近い市街地、しかも撮影当日は実は日曜日で、そういやさっきの公園もやたらゆるーい空気だったけど、そうか、それは日曜だからだったのか、ってぐらい人通りが多くて、なかなか露出してもらうタイミングができない。カシャカシャ、と撮れば昼寝しにくる人が来て、カシャカシャ、と撮れば近くで女性がお弁当を食べだして、また撮れば捨て看板を回収する営業マンがうろちょろ。
◆それに川沿いだからか、風の抜け道のようになっていて、とにかく寒い! 防寒態勢の整ったスタッフでさえ凍えるくらいなのだから、そこでランジェリー一丁になる女の子の心情たるや。またはそのシーンでのスケスケランジェリーの防御力たるや。
◆ともあれ、迫りくる寒さと人通りにめげず、最終的にはほとんど素っ裸になるまで笑顔を絶やすことなく頑張って露出してくれた絵美ちゃん。うぅ、何といとおしい。何とプロ。こんなええ子にこんな露出撮影させているというのは、何と罪なことか。そして罪なこととは、何と甘美なことか。と、サディスト編集は、絵美ちゃんに街中で露出させながらしまいには勃起していたそうな。 |
◆その後は車内に移動し、絵美ちゃんVSカメラマンの密室撮り。息と息がすれ違うくらいの狭い車中で交わされる被写体×レンズの会話に、カメラマンもまた、興奮しちゃってたというのは内緒の話。
◆外撮りは以上で終了。あとは部屋に入ってプライベートちっくに撮影するのみ。聞いたら絵美ちゃんかなりの冷え性らしく、手足はキンキンに冷えてしまっていて、それなのによく頑張ってくれました。
◆――アイドル北川絵美、渾身の露出ランジェリーは本誌ベストビデオ03月号にて掲載。だよ。 |
 |
 |
 |